開発効率化

ChatGPTからGitHubに書き込めない?「安全性チェックでブロック」を実際の開発記録から検証した

「GitHubに書き込んでおいて」とChatGPTに頼んだら、突然こんなメッセージが出ました。

このツールの呼び出しは、OpenAI の安全性チェックによってブロックされました。送信内容を再度確認してください。

えっ、さっきまで使えていたのに? しかも同じGitHubで、書き込めるときと書き込めないときがある。個人開発でAIに作業を任せていると、これは結構困ります。

そこで、2026年10月10〜12日の作業記録を見直し、何が起きて、どう対処し、その後どうなったかをまとめました。

ターミナル画面と鍵付きの盾に「書き込みが止まったとき」の見出しを組み合わせた表紙
GitHubへの書き込みが止まったときの原因と制約を切り分ける。

まず、何が起きた?

私はChatGPTと、定期的に開発状況を確認するAIアシスタント「dot」を使っています。どちらもGitHubのIssue(作業チケット)やPR(コード変更の提案)を確認し、開発を進めるためのものです。

ところが、ChatGPTから作業担当の記録をGitHubに残そうとしたとき、安全性チェックで止まりました。一方で、別の短い確認コメントは同じGitHubに投稿できました。

つまり、GitHubが丸ごと使えなくなったわけではありません。

図にすると、こんな状況

同じGitHubでも、操作によって結果が違った

ChatGPT

↓

一部の書き込みが拒否

作業担当の記録を投稿できず

dot

↓

GitHubへの記録を確認

後からIssueに返信を保存できた

※「dotなら必ず通る」という意味ではありません。実際に確認できた事例の比較です。

いつから起きていた?

10月10日には、dotによるGitHubへの投稿が「直接のユーザー承認を確認できない」と拒否されたという記録がありました。11日には、テストやレビューが終わっているのにPRの作成が止まるケースも発生。12日には、ChatGPTで安全性チェックの拒否を直接確認しました。

「昨日から急に増えたのでは?」と感じたのですが、ここは注意が必要です。失敗した回数だけでなく、成功した回数も分からないと、拒否率が本当に上がったとは言えません。 OpenAI側のルールが変わったという証拠も、今のところありません。

それで、どう対処したの?

最初はGitHubに指示を残し、dotが自動的に読んでくれるか試しました。短い確認コメントの投稿は成功。しかし、dotが返信したのは、その後こちらから対象の作業を伝えたタイミングでした。

ここは重要な違いです。dotがGitHubのコメントを読み、返信を書き込めたことは確認できました。 でも、何も言わなくても定期実行で自動発見できた、という証明にはなっていません。

今回の結果

ChatGPTで拒否された操作があった → 別の確認コメントは投稿成功 → dotもGitHubの指示を読んで返信できた → ただし無人での自動取得は未確認。

原因は何だったのか

現時点で確定しているのは、「同じサービスへの書き込みでも、成功と拒否が混在した」ということまでです。考えられるのは、操作の内容、実行するAIの環境、承認の扱いなどの違い。ただし、ChatGPT内部の安全性判定ログは見られないため、どれが原因かは断定できません。

GitHub自体が返す「権限がありません」というエラーと、ChatGPTがツールを実行する前に止める安全性チェックも、別物として考える必要があります。

同じことが起きたら、こうする

  1. まず保存結果を確認。 実は書き込めている可能性もあるので、同じ投稿を何度も送らない。
  2. 拒否メッセージと日時を控える。 何をしようとしていたか、通常チャットか定期実行かも記録する。
  3. 正規の承認手順を確認。 権限設定をむやみに緩めたり、拒否された操作を別経路で通そうとしない。
  4. 他の作業は止めない。 ある投稿が失敗しても、独立した調査・テスト・レビューまで全部止める必要はない。

結局、その後どうなった?

少なくとも、GitHubへの書き込みが全面的に使えなくなったわけではないことは分かりました。dotが後からIssueを読み、返信を書き込んだ記録も確認できています。

一方、最初に拒否された作業担当の投稿そのものが完了したわけではありません。dotの完全自律運用も引き続き検証中です。

今回の教訓は、「AIが失敗したら、全部をやり直す」のではなく、どの操作が止まり、どこまでは動いているのかを切り分けること。AIに開発を任せるほど、この区別が大切だと感じました。

※具体的なプロジェクト名、リポジトリ名、アカウント名、内部の作業チケット番号は公開していません。確認できた実行結果と、未確認の推測を分けて記載しています。

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